３月２２日の夜、新橋演舞場での公演本番中に舞台で火事があり、満員の観客など1600人が非難する騒ぎが起きた。119番通報があり、消防車がかけつける事態となった。また一部でスプリンクラーが作動し、大道具などにも大きな被害があったもよう。

この日の舞台は、ジャニーズアイドル滝沢秀明が座長の「滝沢演舞城」公演。調べによると、舞台で使った花火の火が奈落に落ち、置いてあった装置類が燃えて、その煙が舞台と客席に及んだということだ。本番中の舞台の緞帳を急遽閉め、観客を外へと誘導、避難させたらしい。

詳しい原因については調査中。この日の公演と、翌23日の昼夜の公演を中止とし、25日からの公演の再開は、調査結果次第となった。決定はホームページにて24日午前11時に発表する形。

火は30分後に消し止められた。客の女性（１６）とスタッフら約２０人がのどの痛みを訴えたがいずれも軽症。火事による被害は軽微であったが、公演中止による影響のほうがはるかに大きい。人気公演であり、チケット完売となっていた。地方から上京してくる客も多い。高い交通費を払って、少ない有給休暇を取って観に来る観客は、貴重な機会が失われた。これはなにものにも代えがたいショックだろう。とりあえずは、公演の再開と、追加公演があることを祈りたい。

新橋演舞場