2005.12.29
パルコ劇場がアスベスト工事で休館
東京渋谷のパルコ劇場が、2006年3月末から6月末までの三ヶ月間、アスベスト対処工事のために休館する。その直前の公演というと三谷幸喜脚本の歌舞伎「決闘!高田馬場」(06/3/2〜06/3/26)。
パルコの発表によると、「アスベスト含有吹付け材の露出があり、その除去工事を行うため」。ただし、大気中の濃度測定の結果、大気汚染防止法の基準を下回る一般的な大気と同程度の濃度だったことが確認されている。お客の健康に与える問題はないのだとか。
演劇ファンたるもの、アスベストが怖くて芝居が見れるか!、との思いが強いだろうが、事前に発表されると身構えてしまうかもしれない。アスベストよりもはるかに危険な劇場・公演は多いわけだが、ドアを閉められて閉じ込められたが最後、終演までは逃げられない。そんなことは気にせず、楽しめるのだ。健康には無害であると認定されているし。大丈夫だ大丈夫だ大丈夫だ。・・・くどい!
ちなみに帝国劇場もまた、アスベスト対策のために2006年4月5月を休館する。隠すのが一番悪いのだから、どんどん工事を行って信頼に応えて欲しいと願わずにはいられない。
株式会社パルコ
弊社店舗におけるアスベスト含有吹付け材の使用調査についてのお知らせ
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