2005.11.28
映画「バッシング」が最優秀賞!
かなり嬉しいニュースだ。あの「バッシング」が東京フィルメックスで最優秀賞を受賞した。めでたい。
映画「バッシング」(小林政広監督作品)は、今年5月のカンヌ国際映画祭コンペ部門に日本から唯一出品された作品。イラクにおける日本人人質事件後のバッシング現象を題材にして、バッシングされる女性が描かれている。主演は劇団チャリカルキの旗揚げメンバーであった占部房子。実際にバッシングされた高遠さんにあたる女性を演じている。
カンヌでは選外だった。その後、この作品をぜひにも見たいと思っていたが、国内配給先が決まらないという、なんだかもう情けない事態が起きていた。この国に起きているあれやこれやとつながっているような事態だ。
その「幻の名作」が第6回東京フィルメックスのコンペ部門に出品され、一回限りの国内初上映されたこともめでたかったが、最優秀賞に輝いたという二重の喜びとなった。これで配給が決まるといいのだが・・・油断ならないけど。
ちなみに占部房子は、春にはTBSの昼ドラマ「温泉ウォーズ」(主演:芳本美代子)にレギュラー出演していたが、今は緑茶成分入りファブリーズのCMで布団たたいてますね。
東京フィルメックス
ボクの映画渡世帖 小林政広
CM動画「緑茶成分入りファブリーズ」
参考:「バッシング」の占部房子(TheStageTribune)
週刊StagePower / ニュース募集
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