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2005.11.13
演劇クーポンマガジンは、使えるか?

ただのチラシを閉じこんだだけのフリーペーパーだと思っていた「Confetti(カンフェティ)」が、いつのまにか変貌を遂げていた。最初は確かにチラシをそのまま小冊子にしただけだったと記憶しているが・・・。

「フリーペーパー」じゃなくて、「クーポンマガジン」だ。自らは「日常にもっと感動を!【観・動】するためのシアター情報誌」と称している。中身は「チケットプレゼント」と「クーポン」と「オリジナルコラム」の三本柱。注目はもちろん、「クーポン」だ。

昔っから割引クーポンは様々な媒体でありました。「当日料金を前売料金に」というのが一番多かった。要するに3000円が2800円に、ぐらいのものだ。しかし、このカンフェティのクーポンは、「半額」などというものが多数。3000円が1500円だ。そして、このクーポンマガジンは無料で、ショップや駅構内や劇場に置かれている。競争率高そう!

ということで、すっかり恒例になった「使えるかシリーズ第二弾」を実践。応募してみた。応募の方法は、カンフェティのウェブサイトに行って、必要事項を入力して申し込むだけ。配布が始まってから10日ぐらい経過していたので、もう受け付けてないかと心配したが、チケットはまだまだ残っていたぞ。とりあえず、クーポン付きの20公演の中から、「半額」になっていた劇団1980、JOE Company、劇団上田、劇団女王陛下、TAICHI-KIKAKU、劇団深空地帯、劇団コーヒー牛乳、劇団乞局(コツボネ)を選ぶ。熟考を重ねた上で、コーヒー牛乳と乞局に決めた。それぞれ2200円が1100円、2500円が1250円で、22名、20名ずつという大盤振る舞い。カンフェティのウェブサイトで見ると、まだまだチケットが残っていた。コーヒー牛乳(@萬スタジオ)と乞局(@王子小劇場)が映画より安いなんて・・・。

さて、◎得チケットのページから二つの公演をカートに入れ、決済。と、ここで決済手段が二つしかないことが発覚。「代金引換」と「銀行振込」だ。両方とも手数料がかかる。また、チケット送料が300円もかかる。う〜む・・・。クレジット決済はまだないのか。もし、1100円のチケットだけを購入するのだったら、送料と振込手数料は、決して小さくないわけで・・・。

ということで結論。電子チケットぴあなどをしばしば利用していて、手数料や送料が気にならない方なら、メリットは大きいだろう。100円でも安く、という人は、クレジット決済で、チケットの受付預かりが実施されるのを待とう(待ってても、そうならないかもしれないけど)。でもまあ、まだまだカンフェティが知られていない現在なら、十分使えるとは言えるだろう。

カンフェティはロングランプランニング株式会社の発行(月刊)。

Confetti-web劇場チラシフリーマガジン
ロングランプランニング(株)


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