あの「冬のソナタ」が舞台化される。韓流ブームを引き起こすきっかけとなったドラマが韓国でミュージカル化され、日本でも上演される。ドラマの演出家ユン・ソクホ氏が総監督を務める。ぺ・ヨンジュン、チェ・ジウらはもちろん出演しない。

ユン氏の意気込みは相当なもの。韓国を代表する作曲家キム・ヒョンソクが音楽を担当するなど、韓国ミュージカル界の総力を結集するという。

初演は韓国ではなく日本を予定している。来年2月に東京、札幌など全国各地で公演を行う。日本語字幕付きの韓国語での韓国人俳優による上演となる。将来的には米ブロードウェー上演も目指すという。

札幌での公演は、今後5年間、「さっぽろ雪まつり」期間中に開かれる計画だという。

「セカチュー」や「電車男」や「冬ソナ」など、ブームになったものは必ず舞台化、という流れが一般化しそうだ。それはそれで素晴らしい。ちょっと前までは、メディアミックス、と言ったときには舞台は含まれていなかったわけだから。テレビドラマ化、映画化、小説化、漫画化、アニメ化に加えて、舞台化も企画に上るようになったわけだ。素晴らしい。