東京サンシャインボーイズの傑作「１２人の優しい日本人」が再演される。バルコ劇場プロデュースで、本年１１月。作・演出は三谷幸喜。東京渋谷のパルコ劇場にて。

「１２人の〜」は、「もし日本に陪審員制度があったら」という前提で繰り広げられる法廷でのシチュエーションコメディ。江口洋介が１２人いる陪審員役の一人で舞台初挑戦する。

「１２人の〜」は、三谷氏がかつて参加していた劇団「東京サンシャインボーイズ」に書き下ろし、９０年にフロムエーアクトアライブ（＠シアターサンモール）で初演され、その後、翌年にシアタートップスで、次の年には渋谷パルコスペースパート３で再演された。サンシャインボーイズの出世作とも言える作品。また、監督：中原俊で同名映画にもなった。

三谷氏は「ずっと再演の時期をさがしていた。日本でも近く一般の人が裁判官として参加する新しい制度が導入されるということで、まさにぴったりだと思う」と話しているという。

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