2005.3.23
九代目林家正蔵、襲名披露興行スタート!
2003.4.1「九代目林家正蔵」襲名、正式発表
ここまで凄いことになると、二年前に誰が予想できたでしょうか。そして、今だかつて、一般マスコミでこれほどまでに話題となった落語家の襲名披露があったでしょうか。
東京の下町を豪華特製バスで「六人の会」(*)のメンバーらと練り歩き、落語ファンの度肝を抜いた「林家こぶ平 下町感謝の日」(3/13)、列席者850人と報じられた帝国ホテルでの豪華襲名披露パーティー(3/16)、3月20日の東西落語研鑚会「さよならこぶ平!記念公演」(よみうりホール)。
落語専門のメディアのみならず、一般の雑誌、スポーツ新聞、一般紙の社会面もトピックとしてこれらのイベントを取り上げ、テレビは一般ニュース、ワイドショーにニュース番組と、テレビにはこぶ平師匠の顔がありました。
そして、3月21日、月曜日、鈴本演芸場夜席。九代目林家正蔵襲名披露興行が賑々しく開幕しました。豪華顔ぶれ、通常は自由席の定席の指定席完売(鈴本・末広イス席)、毎日日替わりで撒かれる手ぬぐいなどなど、話題に事欠きません。寄席での襲名披露興行が終わると、一年あまりをかけての全国ツアーとなります。新しい正蔵師匠は、わたしたちに、新たな落語への可能性を拓いてくださるでしょうか。
(*)六人の会:2003年2月結成。春風亭小朝、笑福亭鶴瓶、林家こぶ平(正蔵)、春風亭昇太、立川志の輔、柳家花緑の六人。(参考:2003.2.24■人気落語家が「六人の会」結成)
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