2005.3.9
芸術選奨に大竹しのぶ、長塚圭史
昭和25年度より続く芸術選奨は、演劇、映画、音楽、舞踊、文学、美術、放送、大衆芸能、評論等の9分野において、その年に優れた業績をあげ、新生面を開いた者に、「芸術選奨文部科学大臣賞」及び「芸術選奨新人賞」を授与するもの。こと演劇部門に関しては、とっくに大活躍している人が選ばれることで定評がある。また、「新人」賞の新人離れした人選も特徴的。しかし、演劇界で有名であっても、まだまだ社会には認知されていない「新人」が評価を受けるという意味で、特に「新人賞」は注目されている。
平成16年度は、演劇部門の文部科学大臣賞が大竹しのぶ、新人賞が阿佐ヶ谷スパイダースの長塚圭史が受賞した。
ちなみに、平成14年度は前者が市村正親、後者が市川染五郎、平成15年度は前者が麻実れいと加藤健一、後者が石川耕士(市川猿之助一門の座付き作者)である。
文化庁:芸術選奨受賞者及び贈賞理由
(「受賞理由」じゃなくて「贈賞理由」であるところがお役所らしいね・・・)
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