サッカーでは速攻でチェリティマッチが行われ、プロ野球でも３月１４日に「プロ野球日本人選抜対プロ野球外国人選抜」がＮＰＢチャリティドリームマッチとして行われる。演劇界の場合、仕切るべき大きな団体がないためか、あるいは声の大きい仕切り屋がいないためか、これといったチャリティイベントが目立っていない・・・。

そんな中、日本全国で公演を行っている劇団「ふるさときゃらばん」が３月６日に「新潟県中越大震災復興応援コンサート『心の橋をかけよう』」を開いた。会場は長岡市立劇場で1500名無料招待。

同劇団は全国を回りながら、それぞれの土地を題材にしたミュージカルを上演している。２０年前には山古志村を訪れており、その縁もあり今回の公演が決まったという。コンサートには村立山古志中の生徒２０人が参加し、劇団オリジナルの「親が子に伝えることは」など３曲を披露した。

「単なる慰問ではなく、一緒に元気を作り出したかった」と同劇団プロデューサーの浅野政季さん（５２）。1000人以上の観客があつまり、大成功だったもよう。

ふるさときゃらばん