2005.1.17
芸団協の裏方さん向け勉強会
日本芸能実演家団体協議会(通称:芸団協)が新国立劇場で舞台技術スタッフのための専門的な研修セミナーを開催する。
芸団協では、芸団協セミナーとして、実演家である役者向けの身体訓練セミナーや、制作者向けの財務会計セミナーやタレントマネジメントセミナーなど、実務に関わるノウハウの公開を行ってきている。しかしながら、第一線で活躍する照明家・音響家・舞台監督・舞台美術スタッフなどが集中して参加する現職者向けセミナーとなると珍しい。
開催されるのは1月24日、25日の二日間で、現職者は6000円と格安。吉井澄雄さんの開会挨拶に始まり、栗山民也、石井強司、堀尾幸男さんら、歴史上の人物から著名人までが並ぶ。単なる講義だけではなく、パネルディスカッション、翌日公演の仕込みを実演で見せたり、芝居(森本薫作『薔薇』)、ダンス(コンテンポラリーバレエ 鈴木稔作)、音楽劇(『三文オペラ』)の抜粋を見せる時間も用意されている。さらに楽しいのは、現職者が2日間6000円であるのに対し、一般の観客には1日4000円(学生1000円)の「オブザーバー」価格が設定されていること。現職者が1階席であるのに、オブザーバーは2階席と遠いが、すべてを目撃できる得がたい体験となろう。
■芸団協「舞台技術スタッフのための共通基盤研修」(2日間)
日時: | 2005年1月24日(月)11:30-18:00(18:20-20:00交流会有り)
25日(火)10:30-20:00
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場所: | 新国立劇場中劇場(東京・初台) |
参加資格: | 音響・照明・舞台監督・舞台美術など舞台創造にかかわる技術者&プランナー。めやすとして、経験3年以上の舞台スタッフ現職者(現職者研修会ですが、舞台技術の道に進みたいと思っている学生や舞台技術に興味のある舞台芸術関係者は、オブザーバーとしてご参加いただけます。ただし、現職者向けのイヤホン解説は提供しません) |
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