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2005.1.3
劇団健康の復活公演詳報

今年8月に一度限りの復活公演を予定している伝説の劇団健康であるが、その詳細が少しだけわかった。

現在、ナイロン100℃を率いて演劇界をリードするケラことケラリーノ・サンドロヴィッチ氏であるが、そのスタートは「演劇」の傍流とも言えるナンセンス劇団であった。

1980年代、当時のバンドブームの中核にあったインディーズバンド・有頂天のボーカルのKERAが中心となり1985年に旗揚げした劇団健康は、ナンセンスな笑いを過激に、徹底的に追求した活動を行っていた。その笑いが当時の若者の多くに支持され、1992年に解散する頃には演劇界の中心に位置するまでに至り、多くの若い劇団に影響を与える存在となっていた。その後のナンセンスな不条理演劇のブームを牽引した存在と言える。

1992年の突然の解散は驚きをもって迎えられたが、翌年、ナイロン100℃として演劇活動を再開。ナンセンスなものだけでなく、シリアスなものやサスペンスものなどを含めた幅広い演劇スタイルを追求するようになっている。

2005年8月の下北沢本多劇場での健康復活公演では、手塚とおるの出演が決まっている。

劇団健康 12年振りの最新作
作・演出・音楽 ケラリーノ・サンドロヴィッチ

出演

手塚とおる
犬山イヌコ
みのすけ
三宅弘城
峯村リエ
大堀こういち
藤田秀世
新村量子

KERA

2005年8月5日(金)→8月28日(日)
下北沢 本多劇場

2005年6月前売開始
¥5800

製作:シリーウォーク


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