2004.10.11
また起きた公演中止問題・・・
「本番中に客席で殺人事件!」が起きても公演が中止にならないのに・・・。
またまた情けない事態が起きた。燐光群のトラブルも記憶に新しいというのに。ことの経緯はこうだ。
栗東芸術文化会館さきら(財団法人栗東市文化体育振興事業団)と丹野賢一/NUMBERING MACHINE共催による野外公演『026-METAL』は、10月8日〜10日の三日間3ステージの公演のうち、8〜9日の公演を中止し、10日だけとなった。劇場側の一方的な中止決定によるもの。その理由は、「台風のため」と発表したが、実は「近隣マンション管理組合からの騒音苦情」によるもよう。詳細はfringeおよび丹野賢一/NUMBERING MACHINE公式サイトに。
テレビなどのニュース番組にしても演劇にしても、すべての表現活動やメディアは特定の誰かを利するものではなく(本来はね)、時として不特定の方に不利益になる宿命である。だからと言って、それが咎められたら、情報を受け取る側に大きな損失を与えることとなるものだ。もちろん、文句を言うな、というわけではない。文句のひとつも言いたくなるのはわかる。言っていい。だからと言って、「表現するな」というのは自分の首を絞めることに等しい行為である。なんてことが、いつになったら理解してもらえるもんだか・・。
表現する人、それをサポートする人、そして観客は、何が起きたのかをちゃんと知っておくべきだと思いますよ。
fringeのトピック
丹野賢一/NUMBERING MACHINE公式サイト
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