ぴあが総合エンタテインメント紹介誌「TOKYOエンタテインメントスーパーガイド」を４月２日に発売した。東京のエンタメ情報、全４０ジャンル、３００スポットを紹介している。780円。

全４０ジャンルにはもちろん、「演劇・演芸」も含まれる。大きなジャンル分けは、「映画」「音楽」「スポーツ」「演劇・演芸」「アート・カルチャー」「アラカルト」（掲載順）。「アラカルト」には「競馬」「ストリートライブ」「大衆演劇」「大道芸」「花火」が紹介されている。

さて、「演劇・演芸」だが、その内訳および掲載順に注目したい。紹介されているのは８分野。

１．お笑い
２．寄席
３．タカラヅカ
４．ミュージカル
５．バレエ
６．歌舞伎
７．古典芸能
８．小劇場

うーーーん・・・。それぞれ、「知っておきたい基礎用語」「代表的なスポット」「平均的な予算」「所要時間」などが紹介されている。「小劇場」では「ザ・スズナリ」が会場図入りで紹介された。小劇場未体験の方への入門編だ。おそらくこの順番は、雑誌編集スタッフに「演劇に強い人」がいないためだろう。単純に人気の反映ということではないだろう。だが、それだけに、よけいに心配になる。

ちなみにぴあは、初心者向けの伝統芸能入門書をシリーズで2004年３月に発刊した。賢いチケットの買い方、観劇スタイル、役者名鑑、噺家名鑑など。

大衆演劇お作法　1,575円(税込)
落語お作法　1,365円(税込)
狂言お作法　1,365円(税込)
歌舞伎お作法　1,365円(税込)

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