2004.3.28
喜劇人大賞に三谷幸喜
社団法人日本喜劇人協会が創立50周年を記念して創設された第1回喜劇人大賞の受賞者が発表され、大賞に三谷幸喜が選ばれた。また、喜劇を広く世間に広める功績のあった喜劇人に贈られる特別賞には、佐藤B作、三宅裕司、ラサール石井が、長年にわたり喜劇界と同協会に功績のあった人物に贈られる名誉功労賞には、同協会の会長も務めた森繁久彌、森光子が選ばれた。
同協会は、榎本健一・古川緑波・柳家金語楼らが中心となって1954年に設立され、森繁や森のほかにも三木のり平や由利徹などが歴代の会長を務めてきた。初代会長は榎本健一。
各賞の授賞者(コメントがいいので付記)
■喜劇人大賞:喜劇界において優れた業績のあった喜劇俳優・喜劇作家に対して
- 三谷幸喜(喜劇作家)
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本年はNHK大河ドラマ史上初の喜劇作品といえる「新選組!」を執筆。舞台においても、近年『オケピ!』『その場しのぎの男たち』など優れた喜劇を次々上演。若い世代に「喜劇」を浸透させた。
■特別賞:近年において「喜劇」を広く世間に広める功績のあった喜劇人に対して
- 佐藤B作(喜劇俳優)
- 若い世代に人気の喜劇の劇団「東京ヴォードヴィルショー」の主宰者として、昨年、劇団創立30周年を迎える。TVドラマや映画・舞台でも優れた喜劇演技を披露。
- 三宅裕司(喜劇俳優)
- 若い世代に人気の喜劇の劇団「スーパー・エキセントリック・シアター(SET)」の主宰者として、本年、創立25周年を迎えた。TVバラエティや映画・ドラマにおいて喜劇的な笑いをふりまいた。
- ラサール石井(喜劇俳優・作家)
- 喜劇俳優として様々なメディアで活躍したのに加え、喜劇の作・演出家として精力的な活動を展開した。
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