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2004.1.15
映画・音楽・書籍と比べ演劇は・・・

(株)博報堂研究開発局がインターネットを使い、全国の15歳から59歳までの男女7610人に対して行った調査によると、エンタメ7分野の比較では、「興味」が高いのは映画、音楽、書籍であり、それぞれ「非常に興味がある」「ある程度興味がある」の合計は85.9%、82.0%、78.9%となっている。これに対し、スポーツは57.7%、演劇は55.0%、ゲームは54.3%、アート・芸術は51.5%であった。

また、その7分野への年間消費金額の比較では、1位は音楽で29,050円、2位は書籍で23,078円、3位が映画で19,337円、4位はスポーツで19,070円、5位はゲームで18,464円となっていた。この5分野は、音楽が約3万円、他は約2万円といったところ。これに対し、演劇は9,489円、アート・芸術は8,528円であった。「興味」と「消費」とのギャップが見てとれる。

ところで、調査レポートの分析によると「演劇」は10代、20代の関心が高いが、30代で落ち込み、40代、50代でまた盛り返す、としている。しかし、その「演劇」の中身だが、10代・20代の演劇の最も人気の高いジャンルは「お笑い」であり、「芝居」や「ミュージカル」への関心は低いものとなっている。

博報堂
エンタテインメント7分野横断・生活者調査「エンタテインメント・コンシューマー・リサーチ結果」(PDFファイル)


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