さまざまなメディアが回顧の特集を組む季節となっているが、朝日新聞の回顧2003「舞台」も発表になっている。下記がその一覧。毎回のことだが、バラバラだ。しかし、今後の賞取りレースを占う意味では、やはり「ニュルンベルク裁判」が一歩リードなのか？ （なお、朝日の「舞台」は「演劇」と「舞踊」を含んでいる）

「演劇」

大笹吉雄（演劇評論家）
・彩の国さいたま芸術劇場「ペリクリーズ」
・新橋演舞場のスーパー歌舞伎「新・三国志」
・劇団昴の活動

小田島雄志（演劇評論家）
・鵜山仁の演出
・寺島しのぶの演技
・加藤健一事務所の活動

中村哲郎（演劇評論家）
・中村雀右衛門の到達
・豊竹咲太夫の充実
・坂東三津五郎の新作の演技

林あまり（歌人・演劇評論家）
・KERA・MAP「青十字」
・阿佐ヶ谷スパイダース「みつばち」
・桜美林パフォーミングアーツプログラム＋青年団「もう風も吹かない」

「舞踊」

石井達朗（舞踊評論家）
・アドベンチャーズ・イン・モーション・ピクチャーズ「白鳥の湖」
・ローザス「レイン」
・金森穣振り付け作品集「ノマディック・プロジェクト」

山野博大（舞踊評論家）
・スターダンサーズ・バレエ団「ジゼル」
・新国立劇場バレエ団「マノン」
・「nobody Eve−誰でもないもののイヴ」