2003.12.4
驚愕企画!「ピンクフロイドバレエ」
世界的なロックグループであるピンク・フロイドは、70年代のプログレッシブロックを代表するバンドである。全世界で3000万枚以上のセールスを記録した「狂気」はビルボードに14年間もチャートインしていた。14年間と言ったら、中島みゆきの「地上の星」どころじゃないですよ。すごいです。
また、彼らのライブの舞台は、映像作品にもなっている「ザ・ウォール」のように、最新の照明・映像技術が駆使されたものであり、高い評価を得ている。「最新の」というか、彼らの舞台(世界ツアー)のために新しい照明技術が開発されると言われているぐらいで・・・。
この音楽史に輝くロックグループのコンセプトをバレエと融合させようという試みが、これまた世界的な振付家であるローラン・プティによって実現する。タイトル「ピンク・フロイド・バレエ」が2004年春に、東京で世界初演を迎えるという。
原型となった舞台は1972年に実験的に上演されたらしい。ピンク・フロイドは1967年にデビューした。初期はシド・バレットの個性が出た「サイケなロック」だったとか。その後、シドがアレしてナニしちゃったわけですが(自分で調べましょう)、新たなメンバーを得て、さらに優れたアルバムを生み出していく。そのコンセプトに共感したプティが72年に上演した。来年のものは、言わばその新制作版となる。「スペースロック」と評される異次元空間が出現する。
東京では、2004年2月7日と8日に東京・NHKホールで。やはり、こんなことはNHKホールでないとできないということか。出演者は、パリ・オペラ座のアニエス・ジローや、牧阿佐美バレエ団の草刈民代や上野水香など、総勢100人だとか。すごいなあ。
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