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(774)

2003.11.01
楠田枝里子が『ピナ・バウシュ中毒』出版

司会やタレントとして活躍するあの楠田枝里子が、現代舞踊を代表するカリスマ的な振り付け・演出家ピナ・バウシュについて、本を書いた。一冊まるごと、ピナ・バウシュである。1993年の「カフェ・ミュラー」以来、ピナと親密な交流を続けてきた著者が、作品創造の秘密や私生活に密着して語り尽くす。

ピナ・バウシュ中毒

著者: 楠田 枝里子著

本体価格: \1,900
出版:河出書房新社
サイズ:四六判 / 263p
ISBN:4-309-26688-6
発行年月:2003.10

1 Caf´e M¨uller―扉は開かれた
2 Theater―ヴッパータールへ
3 Movement―パリ、春の祭典
4 Endless Night―終わりのない夜
5 Pause‐Break―シチリアの風
6 Words―ピナ・バウシュは語る
7 Arien―遠い日のマリア
8 Finale―花束


タレントさんによるこの手の本ってのは珍しいのではないでしょうか。というか、楠田枝里子は知ってるけど、ピナ・バウシュは知らない、という多くの人にピナ・バウシュを知ってもらう最良の方法かも。つまり、今後、多くのタレントさんによる劇団紹介、劇作家紹介、などの企画が生まれないものかと・・・期待します。(じ)
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