（株）ぴあの新事業「電子チケットぴあ」がＮＴＴドコモと共同で大手新聞の真ん中のページに、見開き（２頁）全面広告を掲載した。・・・さすがに「本気（マジ）」ですね。

編集部が確認した朝日新聞（10月22日付朝刊）には、右側のページにぴあ中心の情報、左側のページにＮＴＴドコモの情報が掲載されている。基本的には、「電子チケットぴあの利用法」であるが、なかなかに優れたコラボレート広告である。ＮＴＴドコモのＣＭキャラの加藤あいを、ぴあの表紙画でおなじみの及川正通が描いている。キャッチコピーは「ドコモのケータイがチケットになる。電子チケットぴあ、本日スタート！」

本来、電子チケットぴあは非接触型ＩＣカードでも利用できるが、それについてはほとんど触れていない。ケータイこそが電子チケットぴあの主要端末であるかのよう。まあ、そういう位置づけなのだろう。非接触型ＩＣカード機能内蔵のケータイが開発中でもあるし、いずれはケータイがメインとなるのだろうが。

ちなみに電子チケットぴあが利用できるｉモードケータイは504i、505i、FOMA機のみである。今後、増えるだろうが。

なお、紙面によると、対応している主要イベントとして挙げられているのは１６件、うちコンサートが１０件、サッカーが２件、映画が１件、キダムが１件で、残る２件が演劇。新感線の「レッツゴー！忍法帖」と「ア・ラ・カルト〜役者と音楽家のいるレストラン〜」である。

電子チケットぴあ（公演情報、ぴあ問い合わせ）
電子チケットぴあ解説

なお、＠チケットぴあのホームページを見ると、「＠チケットぴあは電子チケットぴあに変わりました」と表示されている。素早い！そして、本気（マジ）だ。