2003.5.29
小劇場演劇に力を入れる吉本興業、方針転換!
吉本興業は若手の劇団に関心を示していると言われていた。東京や大阪の小劇場系のナンセンス芝居を得意とするいくつかの劇団がピックアップされ、公演の場が提供された。今後の展開が期待されていたわけだが・・・。
大阪における吉本興業の小劇団向け劇場が、お笑いの劇場になってしまった。「なった」というより「戻った」という方が正しい。残念なことである。
「うめだ花月」は演芸場として1959年にオープン。その後「うめだ花月シアター」と改称され、吉本興業が音楽や映画、演劇などに多角化を図る中で、2001年7月からは、小劇団による演劇中心の「よしもとrise−1シアター」に姿を変えた。ここで演劇祭も昨年開催している。しかし、吉本興業は今年1月、本業の「お笑い」強化への方針転換を発表した。8月12日から大阪・キタの繁華街に「うめだ花月」として復活する。寄席興行中心の劇場となる。
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