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(722)

2003.4.29
ぴあが通巻1000号特集

1972年7月に創刊された元祖情報誌のぴあが通巻1000号となり、臨時増刊号を発行した。内容は1972年から2001年までの30年間の映画・音楽・演劇を振り返るもの。

この30年間のぴあテンをベースに、映画・音楽・演劇の時代を代表する作品をピックアップしている。映画・音楽が1000本並んでいるのに対し、演劇は・・・100本。10分の1かいっ!?

まあ、10分の1でも、ページ構成上のつけ足し的な扱いでも、載ってるだけいいです。過去のぴあテンが掲載されているのも嬉しい(演劇のぴあテンは1978年からなんですね)。

また、70年代、80年代、90年代に区分して「ぴあ編集長」の野口勉氏と、「時代の目撃者」鴻上尚史氏が対談しているのも楽しい。なかなか面白いことを言っているよ。例えば、

野口「僕らの10代のころも、映画や音楽の話をしてて、クラスの中でもちょっとアンテナの高い奴みたいのがいましたね。」

鴻上「いた、いた。今のアンテナが高い連中って、何をしてるんでしょうね。」

ほんと、何してるんでしょう?

さて、1972〜2001の演劇100本ですが、まあ、異論もあるとは思いますが、作品名、劇団、公演年月、会場、一口紹介文に加え、それぞれのチラシが掲載されていることが素晴らしい。さすがぴあだ、と思わせる。どっかに保存していたんでしょうか?


同じぴあ臨時増刊号に「ぴあテンが変わる」旨の案内が。ネットを使って毎日投票を集め、週単位でのランキングを発表していくんだと・・・。それだと、「演劇」は・・・?(じ)
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