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2003.4.23
次の朝の連続テレビ小説は大森寿美男氏

NHK大阪放送局は、この秋からの朝の連続テレビ小説を発表した。昭和30〜40年代の大阪が舞台で、パン屋の家族を描く「てるてる家族」。原作は直木賞作家のなかにし礼さんの「てるてる坊主の照子さん」で、ヒロインは16歳の高校2年生石原さとみさん。

このドラマの脚本を担当するのは大森寿美男氏。現在、映画の脚本で活躍しているが、ちょっと前までは舞台を中心に活動していた人。映画では、1997年からの「新・静かなるドン」「黒い家」「命」(原作・柳美里)「<39>[刑法第三十九条]」(企画も)「木曜組曲」など。1998年には「お墓がない!」も手がけている。

テレビでは、「夜逃げや本舗」や「泥棒家族」(この作品で向田邦子賞を最年少で受賞)。

舞台作品も多いが、1997年度の劇作家協会新人賞の候補に「男的女式」が挙がっている。扉座への書き下ろし「そらにさからうもの」も。

さて、大森寿美男氏を知らない人は知らないだろうが、かつては確か3○○に役者として出ていた。線の細いエキセントリックな芝居が印象的だった。また、その後、1990年初頭に劇団自家発電を旗揚げし、作・演出を務めていた。

また作・演出に戻ってくることを期待したい。


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