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2003.3.19
博多をブロードウェイにする会の活動

 博多の街を米国・ブロードウェイのような「演劇の街」に育てたい―。そんな壮大な夢を描き、演劇を通して博多の街の発展を目指す市民グループ「博多に“演劇街”を出現させる会」(緑川啓一代表)のプロデュース公演が二十一、二十二の両日、福岡市博多区上川端町の櫛田神社恵比須会館で開かれる。医師でもある緑川代表は「博多の街のそこここで、多彩な芝居が見られる光景を想像してみてください。素晴らしく楽しい街に思えませんか」と夢を語っている。

  甘いな・・・(じ)

 博多の街の中心部には近年、福岡シティ劇場や博多座、ぽんプラザホールが誕生し、ミュージカルや演劇を楽しむ人でにぎわうようになってきている。

 既存のホールだけでなく、商店街やビルの空きフロア、公共スペースなどをもっと活用し、日常的に地元のアマチュア劇団やダンスグループなどが練習し、公演を行えるような街づくり。そんな狙いを持って「奈良屋まちづくり協議会」や「博多ごりょんさん女性の会」など博多でまちづくりに携わる人や演劇愛好者らが2001年12月、同会を結成した。

 賛同者が集まって劇団「勝手塾」をつくり、昨年十月には博多小で初公演「卒塔婆小町」を上演。現在、会員は約二百人で、今後は年三回程度、さまざまな演劇公演を主催して賛同者を増やしていく計画だ。

  200人か・・・けっこう多いじゃん(じ)

 演劇ファンの緑川代表は「小規模な劇場がもう二、三カ所増え『博多に行けば必ずどこかで何かが見られ、それも千円前後で気軽に』という雰囲気をつくりたい。例えば、中洲に演劇専用劇場のような場所ができれば、歓楽街の雰囲気も変わっていくのではないか」と話す。

  できれば、ね・・・(じ)

 二回目となる今回の公演は「ちょっと風変わりな大人のための観劇会」。劇団テアトルハカタ出身の木本トモ子さんのひとり芝居「TSU・RE・A・I」と、地元で演劇活動に取り組む美和哲三さんの朗読劇「セロ弾きのゴーシュ」を上演する。両日とも午後五時開演、参加費千五百円(前売り千円)。同会は新年度会員も募集中。年会費三千円で会主催の公演に年三回招待する。問い合わせは同会事務局=090(2853)4709。(西日本新聞)

  誰が風変わりだって・・・(じ)


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