2003.3.19
串田和美氏が新・松本市民会館長に
松本市の有賀正市長は18日、04年秋に開館する新市民会館の館長に、演出家で日大芸術学部教授の串田和美氏(60)を内定したと発表した。任期は4月から5年間で、芸術監督も兼任する。
串田氏は1966年に女優の吉田日出子さんらと劇団自由劇場を結成。1985年から東急文化村シアターコクーン芸術監督を務めた。主な演出作品は「上海バンスキング」で、84年には松本公演を行った。串田氏は「市民の誇りとなるような、活(い)きた芸術・文化の拠点になるように努力したい」とのコメントを発表した。有賀市長は、選任した理由をこれまでの実績と水戸市での文化拠点事業とし、「会館を地方からの文化・芸術の発信場所にしてほしい」と話した。
また、常勤のプロデューサー兼支配人には、東急文化村文化事業部文化事業芸術推進チーフマネジャーの渡辺弘氏(50)が内定した。(毎日新聞)
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