平成２年度より初心者向けの歌舞伎講座を開催してきた舞台創造研究所が、今年は全国巡演を行うという。大阪・名古屋・京都・東京公演には週刊FSTAGEの読者招待を用意してくれた。

「歌舞伎」といえば、大げさな舞台装置の中で、大勢のお年寄りがよってたかってうごめいている、という印象だ。しかし、それは違う。若い役者たちもたくさんいて、舞台を支えている。ところで、江戸の昔から、そういう若手が鍛錬も兼ねて日本各地で公演を行っていたのだそうです。いわゆる、歌舞伎界の小劇場運動です。その名も「小芝居」あるいは「地芝居」と言ったとか。

舞台創造研究所の公演は「歌舞伎フォーラム」と称し、この小芝居の復元と、初心者向けの歌舞伎講座を行うという。歌舞伎の要素を解説し、場合によっては観客参加で、舞台に上がってもらうという・・。

現在、東京の両国・江戸東京博物館で毎年９月に公演を行っており、日本全国の地方自治体の協力を得て、各地を巡演するに至っているという。

今回、大阪・名古屋・京都・東京の下記の各公演にはそれぞれ10名ずつの招待が用意されている。ぜひ、興味のある方は日時・会場・枚数を記してメールで応募してみていただきたい。歌舞伎の見方が変わるかもしれない。

演目

第一部　歌舞伎に親しむ　[歌舞伎の美]
第二部　歌舞伎　『弥作の鎌腹』
第三部　歌舞伎舞踊　『日高川』

地区	劇場	招待可能日時
東京	日本橋劇場	２月２８日（金）〜３月６日（月）夜の回
名古屋	名古屋市中村文化小劇場	３月13日１８：００/14日１６：３０
京都	京都こども会館	３月17日（月）１８：００
大阪	大阪厚生年金会館	３月18日（火）１８：３０/19日（水）１６：３０

詳細は

舞台創造研究所
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