市民が運営する第１７回高崎映画祭の各賞が発表になった。最優秀作品賞には「ハッシュ！」が選ばれたが、「ＯＵＴ」の複数受賞が目立っていた。「ＯＵＴ」は元新宿梁山泊の作家・鄭義信が脚本を担当した。

さて、新人男優賞を受賞したひとりが長塚圭史。石川寛監督作品「tokyo.sora」で受賞。ご存知、若手の注目劇団阿佐ヶ谷スパイダースの主宰にして、作・演出を担当するあの長塚圭史が「新人男優」として受賞した。

なお、「tokyo.sora」のサイトでは、長塚の名前を探すのは一苦労だが、「a feature」のコーナーに長塚の舞台挨拶でのコメントが収載されている。

●第17回高崎映画祭受賞作品
最優秀作品賞　『ハッシュ！』橋口亮輔
最優秀監督賞　『OUT』平山秀幸　
最優秀主演女優賞　『OUT』原田美枝子　
最優秀主演男優賞　『たそがれ清兵衛』真田広之　
最優秀主演男優賞　『ハッシュ！』田辺誠一　
最優秀助演女優賞　『OUT』倍賞美津子　
最優秀助演女優賞　『OUT』室井　滋
最優秀助演女優賞　『OUT』西田尚美　
最優秀助演男優賞　『AIKI』石橋　凌　
最優秀助演男優賞　『ピンポン』ARATA　
最優秀新人女優賞　『水の女』U A　
最優秀新人男優賞　『青い春』新井浩文　
最優秀新人男優賞　『tokyo.sora』長塚圭史
若手監督グランプリ　『UN LOVED』万田邦敏　
若手監督グランプリ　『AIKI』天願大介　

高崎映画祭

「tokyo.sora」

阿佐ヶ谷スパイダース・ウェブサイト