2003.1.14
たまには寄席(定席)情報など。
半蔵門・国立演芸場、1月中席(公演中〜20日)は大喜利鹿芝居「与話情浮名横櫛−源氏店−」。鹿芝居(噺家による芝居)の10日間通しでの上演は珍しい。
林家正雀・金原亭馬生両師のリレー落語による前半(「木更津」まで)、そして出演者一同による鹿芝居による後半「源氏店」。歌舞伎の指導は中村芝雀丈に受けたとのこと。出演は金原亭馬生(切られ与三郎)、林家正雀(お富)、蝶花楼馬楽(蝙蝠安)、金原亭世之介(番頭藤八・和泉屋多左衛門)、古今亭志ん太・菊朗(日替)。
日本芸術文化振興会(国立劇場・演芸場等)ホームページ
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上野・鈴本演芸場、2月中席・夜の部(11日〜20日)は「春風亭柳朝十三回忌追善興
行」。もうそんなに経ってしまったのですね。しみじみ。
その人となりなどは「江戸前の男−春風亭柳朝一代記−」(吉川潮、新潮文庫)などに詳しいですが、その師匠の得意ネタなどを、弟子たちが日替わりで演じます。前売チケットは通常と異なり、演芸場窓口・チケットぴあでの発売。詳細は下記サイトを参照のこと。
鈴本演芸場ホームページ(「番組御案内」→「二月中席」参照)
春風亭小朝 OFFICIAL HOMEPAGE
それぞれ、落語の世界からの(歌舞伎への・先人への)「Respect and Tribute」っ
てところでしょうか。(と)
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