これってどうよ！

９日、映画界における老舗の映画賞、キネマ旬報ベストテンが発表になり、日本映画１位に「たそがれ清兵衛」が選ばれた。「たそがれ清兵衛」は監督賞（山田洋次）、脚本賞（山田洋次、朝間義隆）、主演女優賞（宮沢りえ）、主演男優賞（真田広之）、新人男優賞（田中泯）も同時受賞。

さて、この新人男優賞の田中泯は、知る人ぞ知る舞踊界の大御所。現在は東京を離れているが、ちょっと前まで東京の小劇場「plan-B」や「キッドアイラックホール」で公演を行っていた。すんごくかっこいいダンスを見せていた。初めての映画出演で、「新人賞」を受賞してしまった。（12月30日にplan-Bでソロダンス公演を行っているし、１月14日・15日の都民芸術フェスへ出演あり）

田中泯WebSite

新人女優賞は「阿弥陀堂だより」の演技で小西真奈美が受賞。小西は最近はドラマ（フジテレビ「天体観測」など）での活躍が目立っているが、1998年よりつかこうへい事務所の北区つか劇団で「寝盗られ宗介」「蒲田行進曲」「二代目はクリスチャン」に出演していた。映画への本格的な出演は「阿弥陀堂だより」が最初。これまた「新人」として評価を受けたもの。

小西真奈美オフィシャルウェブサイト

舞台の世界での知る人ぞ知るという存在が、どんどん表に出てきている。めでたいことだ。でも、まだまだいっぱいいるんだけどね。

キネマ旬報社
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