板橋区立美術館では「今昔文字変化（いまむかしもじへんげ）」と題し、江戸時代の文 字の世界を紹介する展覧会を開催している。会場には浮世絵・屏風・蒔絵など様々な作品を展示しているが、そのなかで江戸の庶民に親しまれた文字の一つとして「寄席文字」を取り上げ、寄席文字版行ビラの創始者といわれる初代ビラ清の作品なども展示している。また「橘左近師匠の寄席文字教室−お話と実演−」と題した寄席文字のイベントも開催する。

板橋区立美術館「今昔文字変化」展
会　期　　2002年8月24日（土）〜10月27日（日）
開館時間　午前9時30分〜午後5時00分（入館は午後4:30まで）
休館日　　毎週月曜日（但し祝日は開館し、翌日休館）
観覧料　　一般500円、高校・大学生300円、小・中学生100円
交通案内　都営地下鉄三田線〈西高島平駅〉下車徒歩15分

関連イベント
橘左近師匠の寄席文字教室　−お話と実演−
９月２９日（日）午後2:00〜3:00
講師　橘 左近（橘流 寄席文字書家）
当代寄席文字の第一人者・橘左近さんをお迎えし、寄席文字について実演をまじえてお話し頂きます。
左近さんの運筆をその場で御覧頂ける貴重な機会です。

参考：板橋区立美術館サイト