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2002.06.21
早稲田大学演劇博物館で「怪談と演芸展」

「四谷怪談」「累ヶ淵」「小幡小平次」から「本当にあった怖い話」まで、今なお怪談は根強い人気を保っている。特に、演芸・演劇では夏の風物詩ともいえるものだ。 今回、早稲田大学演劇博物館では、怪談の第一人者と称された講談師・七代目一龍斎貞山師の遺品寄贈を記念して、展覧会をおこなう。七代目貞山は「お化けの貞山」の異名で親しまれ、鳴物や小道具、照明を自身で工夫した演出が高く評価されている。

今回の展覧会は、怪談に使用されたお化けの面、笛や銅鑼といった効果音を出す諸道具、また怪談の実演風景の写真などの遺品を中心に、明治から大正時代の人気怪談師・柳亭左龍ゆかりの品など、怪談を上演するに際して特別に使用される道具類、また、怪談を扱った芝居や映画などの諸資料を展示し、演芸と怪談、日本人と怪談のつながりを考えてみたい、というのが担当・碓氷喜信氏の意気込み。入館は無料。

早稲田大学坪内博士記念演劇博物館ホームページ


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