2002.04.12
スーパー狂言第二弾は「クローン人間・ナマシマ」
もともと狂言ってえのは生バンド入りのダンスミュージカルです。それで、テーマも時空を飛び越えたりするSFが多いと聞いています。が・・・。
衝撃のクローン羊・ドーリ−誕生から6年、ここにいま新たな驚愕の事実が明らかになる。クローン人間の誕生だ。メリケン国グランドリーグのスカウトにことごとく主砲選手をスカウトされ困った東京ジャイガンツの社長は、天才科学者キートン博士の口車にのりクローン人間製造を依頼。かつての名選手・名監督だったナマシマのクローン。ナマシマ前監督のひと房の髪の毛から出来たクローン人間は全部で7人 、若き日の最強4番打者、ピチピチのナマシマ選手達です。スーパースターの復活で、オープン戦は大勝利、ジャイガンツの優勝間違いなしと喜ぶ社長とキートン博士ですが・・・。事態は一転。ナマシマ同士のけんかが始まる。「私がサードを守る!」「私が4番だ!」。けんかはエスカレートしてけが人が出る始末。そんな時、大リーグに渡った3選手がチームの状態を知り、再び日本でのプレーを決意する。
原作:梅原猛、衣装:横尾忠則、演出:茂山千之丞(78)、ボール、バット、グラブと野球道具が小道具、野球のユニフォーム姿での狂言! 顔には長島の絵の布が・・。
国立能楽堂「スーパー狂言第2弾 クローン人間・ナマシマ」
4月12日、13日
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