2002.04.07
この春、雑誌で笑いと演劇のクロスオーバー?
演芸・演劇に幅広く目配りした雑誌はまだまだ出ています。
高田文夫責任編集「笑芸人vol.6(発行・白夜書房)」。特集は「ありがとう、名人芸/古今亭志ん朝」と「笑う脚本家(三谷幸喜・いとうせいこう・宮藤官九郎)」。内容はもちろんですが、巻末の寄稿者・ゲスト一覧が圧巻! 客席でぜいたくな番組を楽しんでいるような感触を与えてくれます。(リンクしているのはファンサイトです)
そして、雑誌といえば、5年目となり、東京の演芸マニアにはおなじみになった「寄席演芸年鑑2002年版(発行・東京かわら版)」。こちらも巻頭特集は「志ん朝落語30選」。それに加えて恒例の演芸資料集がより充実。こちらは、いわば、プロアマ、楽屋客席問わず、よりディープな落語の世界に向けて、行動を起こすための一冊。
「笑芸人」買いました。なんかさあ、あらためて情けないよね。志ん朝ですけど。死んじゃうんだもんなあ。・・・誰か落語にしないかなあ。かつて、志らくが談志のヒサンな晩年の姿を「チャップリンのライムライト」(「街の灯」かも?)を使って落語にしてた。志ん朝はどうですか?(じ)
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