シェークスピア作品の上演などで定評のある東京・新大久保の東京グローブ座が7月いっぱいで休館することが明らかになった。
同劇場を運営する新宿西戸山開発によると、累積赤字で経営が圧迫されているためで、再開を目指して劇場の買い手を探しているという。まだ、一縷の可能性は残されている。
同劇場は1988年、新宿区西戸山の大規模再開発の一環として誕生した。約400年前のシェークスピア時代のロンドンのグローブ座を模して設計された。