2002.02.01
ぴあ、東証2部に上場!
1月30日、あの、チケット販売大手「ぴあ」が東証2部に上場。
初日は買い注文が殺到して値段がつかず、翌日、公募価格(2000円)の2.1倍の4200円という初値がついた。株式公開で得た資金はデジタルネットワークが進む中での競争力強化に向けた投資などに当てられる。
記者会見したぴあ・矢内広社長は、「電子チケットシステムの構築」などと共に、「ぴあ」のファンが株主になってもらえるように、株主優待制度の拡充に力を入れる、との考えを明らかにした。
実際、「チケットぴあ」商品券贈呈などの株主優待制度を導入していることなどから、個人投資家の買い注文が目立っているそうだ。
「ぴあ」は、「チケット販売代理業」から、「エンタテインメント情報」というコンテンツのマルチプラットフォーム向け(PC、PDA、ケータイ、デジタル放送、雑誌)の「コンテンツ配信企業」になるってことだ。さて、「演劇」は人々が求める「情報」として、確固たる地位を築くことができるのだろうか。(じ)
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