2001.08.02
8/1、「東京かわら版ネット」本格オープン!
待ってました!
できるできるという噂はあちこちから聞いて落語業界全体がやきもきしていた(と言ってもいいでしょう)のですが、ようやく実現しました。
「演芸情報・東京かわら版ネット」、7月1日に仮オープンし、アクセス数は最初の8日間で2000、7月の一ヶ月間で5000あまりにのぼっているそうです。
コンテンツは、雑誌「東京かわら版」の情報をネット上で読むことができる無料コンテンツと、ネット独自の有料コンテンツから成り立っています。年会費は4000円。
サイトの正式オープンにあたり、雑誌「東京かわら版」編集長であり、「東京かわら版ネット」管理人でもある大友浩(せんべえ)さんからコメントをいただくことができました。サイトの構想が7年前からあったことなど、興味深い話題が出てきます。
大江戸演芸捜査網「《東京かわら版ネット》の目指すもの」
定期購読者のひとりとして、「東京かわら版」という雑誌の個性が失われることなく、見事にサイトとなったことをまずは喜びたいと思います。「東京かわら版」という名前は、演芸ファンにとってはなじみ深いものですが、落語初心者や東京以外の在住者にとっては必ずしもポピュラーではありません。雑誌定期購読者以外の人、例えばリンクや各種検索サイト等でアクセスするような方をどう取り込んでゆくかが鍵なのではないでしょうか。あらゆる演芸に関心と興味を持つすべての人のためのサイトとなりますように。(と)
このニュースの意味合いは、ブツを見て知っていない人にはなかなか伝わりますまい。その「東京かわら版」という、薄っぺらい、吹けば飛ぶような小冊子が(失礼)、その道の達人から、演芸ミーハーおねいちゃんまでにどれだけ頼りにされているか、まあ、知るひとぞ知るですもんね。その情報集積の濃さが、ネットにあがってくることの意義もまた大きい。インターネットにおける情報サイトの新たな方向性を示すことになるかもしれない、というのは大げさですが、冗談で言っているわけでもなひ・・・。(じ)
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