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(414)

2001.07.01
続・女KK(スプレー女)、その手口の実態

情報をお寄せいただいた「小劇場演劇の制作者支援サイトfringe」から、その手口の詳細が届けられたので紹介します。

■スプレー女の手口!(複数犯の場合)

いちばんノーマルなのはまず仲間が一人入場し、「ちょっと用がある」などの名目で外出します。このとき、多くの劇場・カンパニーが外出券というのを渡します。仲間は外でスプレー女に半券を渡し、自分は外出券で再入場します。こうしてスプレー女は半券で再入場のふりをして入場するわけです。

もちろん、入口で外出券の提出を求められるわけですが、「紛失した」「急いでいたので外出券は受け取らなかった」と言い張って、そのまま強行突破します。気の弱いお手伝いさんですと、お客様をそれ以上追及出来ないわけで、これで不正入場の一丁上がりです。

■その対抗策!

対抗策は、(1)外出券を渡すなら徹底して例外をつくらないこと、(2)もぎり担当のお手伝いさんに気の強い子を配置すること、(3)出来れば男性スタッフを入口付近に常駐させることです。もし強行突破された場合でも、仲間と二人でいるところに「お二人の半券を確認させていただけますか」とやれば逃げていきます。

ということで、これのポイントは「気の弱いお手伝いさんですと、お客様をそれ以上追及出来ない」点にあります。残念ですが、受付サイドには断固たる態度が求められるわけです。甘やかしてはいけないのです。本当に紛失してしまったお客さんには申し訳ないけど、例外は作れないので諦めてもらうことになります。なくしちゃダメだぞ、と。

ところで、実際には「外出券」というのは発行されているのでしょうか。めったに外出したことがない私は、いまだ見たことないんですけど。外出券がない場合、劇場に入ってから複数の半券を集め、それで外で待つ仲間を入場させることが可能となります。こりゃあ、外出券は絶対に必要ですよ。どうでしょうか。

なお、この不正入場の問題に関し、週刊FSTAGEではfringeと共同キャンペーンを行なっております。目撃情報がありましたら週刊FSTAGE(メールまたはフリートーク)におよせ下さい。不正入場に関する情報交換、対策などの話し合いは、下記fringeの「ナレッジ」および「質問・テーマ別意見交換掲示板」でお願いします。

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