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(412)

2001.06.28
文学座、三越劇場での定期公演取りやめ

劇団文学座は来年の三越劇場での定期公演を約20年ぶりに見合わせ、青山円形劇場で「アラビアンナイト」の上演に移行する。若者や家族層の集客を見こみ、観劇人口の底上げを狙う計画。

同劇団は、1977年以来、主力事業として三越劇場での時代劇定期公演を行ってきた。しかし、東京公演だけでは赤字となるため、人気作品は地方公演を2〜3ヵ月行って利益を確保してきた。しかし、看板女優の杉村春子や太地喜和子が亡くなったことで、地方での動員が伸びなくなり、利益に結びつかなくなってきていた。

劇団設立65周年にして、文学座としては初めて子供を含めた家族客を対象にした作品を上演する。期間は2002年7月29日〜8月7日。15ステージの予定。

これまでの三越劇場での客の7割は40代以上の婦人だったとか。また、時代劇は着物やかつら、大道具にかかる経費も大きい。公演費用の削減と、客層の拡大に期待している。


文学座の三越劇場での公演すら赤字だったんだねえ。客が減ってんだねえ。でもって、児童劇界に与える影響も大きいかもしれない。(じ)


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