演劇関連のホームページは増大の一途であるが、劇団ＨＰでも、演劇情報サイトでも、演劇人の日記のページにも属さない、全く新しいコンセプトの演劇系サイトが登場した。そのメインコンセプトは、「演劇制作者のための実践情報サイト」だ。曰く、「小劇場演劇の制作者を支援するサイト」だとか。

構成は、「制作者の役割」や「客入れ」などに関して知恵を授けてくれる「ナレッジ」、書面のテンプレートや劇場図面など、実践に役立つデータをゲットできる「ツール」、制作用語・演出用語・舞台用語などの解説である「用語」などなど。さらに掲示板は、「テーマ別」と「フリートーク」のニ種が用意されている。

まさに実践向けと言えるものであり、すべての若い劇団、すべての若い制作者が一度はぶちあたるカベについて、具体的に紹介されているものだ。これを読んでいるかいないかでは、大きな差になるように思うのだが、どうだろうか。

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