週刊StagePowerTopPage
日刊StagePower

乾坤一滴
NYの日本人俳優
西山水木の使い方

野平総研!!
テレビ文芸時評

レコメンの殿堂
お気楽鑑賞記
目撃者
TheStageTribune
特集:さいたまGT
特集:小劇場史
週刊SP企画室

NEWSバックナンバー
過去の連載・記事
取材のお願い
Onlineインタビュー
このサイトは?
週刊FSTAGEホームページ
NEWS ON STAGE
(373)

2001.01.13
ぴあのリニュアルは継続中! 4月まで続くぞ!

週刊ぴあの演劇欄のリニュアルが続いている。2001年1月4日に発売された新年号で大きく変化したぴあ演劇欄であるが、最新刊の1月15日発売号でもさらなるリニュアルがなされている。週刊FSTAGE編集部の取材によると、ぴあ通巻900号を迎える4月まで、試行錯誤によりリニュアルが続くということだ。

1月4日発売号では、公演情報の一覧表が、チケットぴあ取り扱いカタログとなり、一つ一つの公演情報の量も大幅に減らされた。作品タイトルや作・演出、出演者の情報が削られてしまった。また、チケットぴあの扱いのない公演は掲載されないこととなった。

1月15日発売号では、公演タイトルは復活している。このあたりについて、ぴあの演劇担当部署では、「読者のニーズ」と「誌面の量的制限」とを計りにかけながら、調整しているところのようだ。読者としては、「情報はたくさんあった方がいい」というのがホンネだろうが、常時1000件は扱っているというチケットぴあの全情報を掲載することは、「不可能」とも言えるものであり、「どこまで載せるのか」「何を載せるのか」が問われるところでもあるのだろう。

また、1月4日発売号でのリニュアルのポイントは、「コンサート情報欄」と同じという点も挙げられるのだそうだ。確かに演劇欄とコンサート欄とが同じフォーマットとなっていた。実際問題、コンサートでは、アーティスト名と公演会場、日時がわかればよく、スタッフやバンドマン、出演者の情報は必要ない。これと演劇とを同じにするというのは無理がある。そのあたりについても、ぴあでは試行錯誤を続けているようだ。

ぴあでは、今回のリニュアルに対し、様々な意見が寄せられているという。ぴあに対する読者のニーズ、思い入れが伝わってきており、「自分たちに何が求められているのか」も明確になってきているという。その期待にこたえられるよう、さらなる更新を続けて行く方針のようだ。チケットぴあ扱い公演以外のものも掲載する方向で努力しているという。はたしてどのように進化していくのか、期待したい。


週刊FSTAGE編集部では、ぴあ演劇事業部に取材を行いました。それにより、ぴあの演劇部門の現状、リニュアルの方針、などなどを詳細に伺うことができました。ぴあでは、リニュアルに関する様々な意見を求めているようです。そこで、近日中に、「ぴあと演劇、その活性化のために」という企画をスタートさせる予定です。

ぴあのリニュアルに対するご意見は、フリートーク掲示板にお書きください。あなたの提案がぴあ編集部を確実に動かします。

それにしても、発表になったぴあテンで、映画・音楽・スポーツ部門はベスト30までが掲載されているのに、演劇は21位までしか・・・票が少ないんだろうなあ(^_~;) 「えんげき」って、やっぱピンチなんでないのか?(じ)


ニュース募集
週刊FSTAGEホームページ