2000.12.08
都営地下鉄・大江戸線全線開通!その裏で・・・
12月12日、東京・都営地下鉄大江戸線が全線開通します。「地下鉄の山手線」(東京の主要地域を一周するため)と呼ばれる路線の全線開通を祝して地元が盛り上がったり、いろいろイベントがあったりと、まずはめでたいのですが、その裏で、競合する区間を走る都営バスのいくつかの路線が廃止・変更になってしまうのはあまり知られていません。
その中でも週刊FSTAGE的に注目したいのは「都03」路線の新宿駅西口〜晴海埠頭行きのバス。新宿駅西口〜四谷駅間が12日より短縮(廃止)となります。
この路線は新宿駅西口から四谷、半蔵門、日比谷、銀座、晴海埠頭を結ぶ路線でしたが、実はこの路線は新宿末広亭(新宿三丁目下車)〜国立劇場・演芸場(半蔵門or三宅坂下車)を直接結んでました。地下鉄でももちろん行けますが、乗り換え不要な手軽さからか、寄席をかけもちする落語家さんがバスに乗るのを目撃したことがあります。
そんなわけで実質、末広亭−国立演芸場間の直通バスはなくなります。(三宅坂からはバスに乗れますが、新宿方向は四谷までしか行けません) 芸人の皆さま、利用される際にはご注意ください(^_^;)。
また、同じルートを通る国立大劇場・小劇場公演の終演後に運行される観客向けの新宿駅行きの臨時都バスがありますが、これに関しては、引き続き運行されるとのことです。(運行系統が別のため)。観客の皆さま、ご安心してご利用ください。
(参考)
「大江戸線等開業に伴う都営バス路線の再編整備の実施について」
「東京都交通局」(top)
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