2000.10.30
明和電機に通産省・グッドデザイン賞(人間初)
ユニークな発明!品で知られる吉本興業所属のライブアーティスト明和電機が、通産省主催のグッドデザイン賞を受賞した。人間が受賞するのは初めて。
明和電機は1993年に土佐正道(35)さんと弟の信道(33)さんが結成した。自らを社長、福社長、作品は製品、舞台衣装は作業服として、ライブ活動を行ってきた。1998年秋からは吉本興業に所属している。
グッドデザイン賞は、1957年から通産省が始めた。1998年からは日本産業デザイン振興会が主催している。最近は毎年700〜900件ほどが様々な分野で選ばれている。受賞すればおなじみのGマークをつけられる。この中から大賞と部門賞が選ばれる。
明和電機は、「新領域部門」で他の工業製品と並んで受賞。明和電機の「センス」に工業デザインサイドからのお墨付きが得られたわけだ。というよりも、「デザイン」というものへの概念の変遷が見て取れる。ちょっといい話しだ。できれば、CDとかテレビ出演とかだけじゃなく、ライブ活動もどんどん行っていただきたい。CDのクオリティはけっこう高いんですけどね。
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