2000.07.30
「ヨーデル食べ放題」、本当にブレイク中?
桂雀三郎withまんぷくブラザースが歌う「ヨーデル食べ放題」という曲が今、なぜか突然ブレイクした、と報じられています。(編集部注:桂雀三郎は上方の中堅落語家)
96年11月にリリースされたこのCD、焼肉屋での光景をヨーデルに乗せてユーモラスに歌う曲で、リリース当初は関西や一部のファンの間では話題になり、最近はNHK「ラジオ名人寄席」でも高座の後に流れたりしたそうなんですが、そう大きく注目されることはありませんでした。
しかし、ニッポン放送のラジオ番組「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」で取り上げられたことをきっかけにオーダーが殺到、東芝EMIでは1万枚の再プレス、オリコンチャートは57位、CDTV(TBS)では「孫びいき」などを抑えて43位に登場。
「スーパーニュース(関東ローカル)」「笑っていいとも」などにも出演、スポーツ新聞や芸能関係のサイト、週刊文春などもトピックとして取り上げています。
とはいえ、関西方面の反応は「何を今さら」「どうして?」と、ちょっと戸惑った反応が多いみたいです。さあ、この先、ビバリスト(「ラジオビバリー昼ズ」ファン)のいない地域の焼き肉屋さんにまで、このブレイクが波及するかどうか?
まずは聞いてみてください。そして落語会にも足をお運びください。
桂雀三郎「ヨーデル食べ放題」(ファンサイト)
「ニッポン放送・ラジオビバリー昼ズ」番組内でのライブ
「東芝EMI NEW RELEASE」(「ヨーデル食べ放題」CD情報)
「笑っていいとも」のやつは増刊号で見ました。途中から見たので、何が始まっているのだろう?と、良くわかりませんでした。が、お客さんも受けていたし、これは売れますね。そんな予感がしました。しかし、テレビで見る雀三郎さんは、ほんといかがわしくて、明るい時間帯に見る顔じゃないなあ、なんてことを思いました。(じ)
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