2000.07.22
名古屋・大須演芸場の建物が競売に?
名古屋唯一の寄席、大須演芸場の建物が、建物所有者の債務返済が滞ったため、競売にかけられることが明らかになった。競売の入札は7/26から、競売結果が分かるのは8/9の予定。
演芸場としては寄席を残したい方針だが、競売によって所有者が変わった場合、方針次第では演芸場立ち退き・閉鎖の可能性もあるとのこと。過去にも家賃滞納で建物の明け渡しを迫られたことがあるが、その時は和解している。
過去においてその独自の存在が新作落語の題材になったり、近年では毎年 恒例の古今亭志ん朝師匠の独演会が全国の落語ファンから注目されていたりした大須演芸場ですが、どうなるか、しばらく報道に注目!
(7/20、中日新聞より)
この記事、新聞の一面に出ていました。(と)
追加情報
で、どうなったかですが、入札した人がひとりもいなかった、ということで、とりあえず競売は不成立となったそうです。
とはいえ、10月初めには先着順に買い受けできる特別売却の手続きが取られることになっています。売却価格は2130万円だそうです。少なくともそれまではとりあえず営業は継続できることになったそうです。
(8/9、中日新聞より)
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