2000.06.22
前川麻子がFOCUSされちゃう意味!
小説新潮長編新人賞を受賞し、そのデビュー作「鞄屋の娘」が6月20日に新潮社から発刊された前川麻子が、同じ新潮社の写真週刊誌FOCUS(6.28号)にフォーカスされている。題して「女だてらに、ほとんど無頼 いろいろデッカイ新人女流作家」と。
写真は先日、六本木『将軍』で行った自作朗読会でのワンシーン。たばこをくわえての朗読の様が紹介されている。同時に、日活ロマンポルノ主演作「母娘監禁・牝」での若かりしころの写真も。
文章では、その破天荒な生き様を、「デッカイぞ」と好意的に紹介している。思いっきり持ち上げています。今後が期待されるところです。
で、思うに、こうやって新潮社がFOCUSまで使って持ち上げているところを見ると、今後が別の意味で期待されるよね。第2の柳美里か、と。そしたら、やっぱ訴えられるのかしら、とかね。
そんでもって、そのうち、TBSとかの「ブロードキャスター」みたいな番組でコメンテーターを勤めるのかしら、とも期待が膨らむ。別に、あの番組に出ている演劇人は少なくないけど、でも前川氏の場合、きっと「問題発言」してくれるでしょう。そりゃもう、楽しみです。テレビから、おなじみの前川節が聞こえてくるのなら、インパクトは大きいだろうなあ。楽しみだなあ。
ということで、ぜひ、「鞄屋の娘」は買っておきましょう。
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