2000.04.02
商店街活性化に地元劇団協力 from 福岡
福岡市中央区の唐人町商店街にできる再開発ビルで、目玉施設となるコミュニティーホールの運営に、地元劇団「ショーマンシップ」が協力することになった。商店街側は劇団の集客力を期待し、劇団側は新拠点でファン層拡大を目指す。若者文化を活用した移植の商店街活性化策として注目を集めそうだ。
ホールは、ビルの2階部分に設けられ、収容約百人規模。商店街関係者が、ホールの効果的な運営手法を検討するため、地元で活躍する同劇団などに協力を打診。企画運営に同劇団主宰の仲谷一志さんと、内浜落語会の榎本隆会長が参加することになった。
同劇団はホールで年間約50回の公演を行うほか、商店街イベントにも劇団員(13名)が協力する予定だ。仲谷さんは「八百屋さんが野菜を売るように、商店街を舞台に芝居を売り、将来は演劇祭も開きたい」と意欲を見せている。
(西日本新聞夕刊より)
劇団「ショーマンシップ」って、私は観たことないのですが、期待できるほどの集客力があるものなのでしょうか。唐人町商店街は、福岡ドームに行くのに最寄りの地下鉄駅そばにあるので、そっちの方が集客力ありそうな気がするけど。(S)
いやいや、ハコだけ作って、「あと、どうすればいいの?」という事例が多い中で、それを使う側に声をかけたのは正解でしょう。その劇団自体の集客力だけじゃなく、集客のノウハウやイベント作りのノウハウが提供されるでしょうから。様々な「選択」の際にも、モチはモチ屋ということが起きてくるでしょう。(じ)
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