2000.02.25
後藤ひろひと、遊気舎座付をついに離れる!
96年の遊気舎座長引退後も、座付作家・演出家として活躍していた後藤ひろひとが、次回公演『世界で一番速い女』をもって、新作提供を打ちきることになった。また、8月のイベント『エル・ニンジャ対アマゾネス・キョンシー』が最後の演出となり、これで遊気舎の座付を完全に離れることになった。
後藤自身、これまでも座付を離れることを関係者にほのめかし、公演チラシにもこれが最後と受け取れるキャッチコピーが掲載されていたが、2月24日、劇団公式ホームページで正式に発表された。
今後、後藤は遊気舎以外の劇団、プロデュース公演等で演劇活動を続けていく。遊気舎は試金石として、現座長・久保田浩の作・演出による小公演を2月上旬に行なったが、賛否両論のようである。いずれにせよ、一般的に「遊気舎=後藤ひろひと」と考えられていた関係がこれで完全になくなるわけで、劇団の方向性も大きく変わることが予想される。
後藤ひろひと最後の遊気舎長編新作となる『世界で一番速い女』の日程は下記のとおり。
東京公演 | 3月15日 (水) 〜20日 (祝) | スペース・ゼロ |
伊丹公演 | 4月6日 (木) 〜10日 (月) | AI・HALL |
福岡公演 | 5月27日 (土) 〜28日 (日) | 大野城まどかぴあ大ホール |
遊気舎ホームページ
遊気舎=後藤ひろひと、であったのは確かで、今後、後藤さんが自由に活動するとしても、芝居をやっているんだったら、時と場合によっては遊気舎と一緒にやることもあるんじゃないかと思うんだけど、「新作提供を打ちきることになった」というのは不穏なムードがあってかっこいいですね。
いずれにしても、後藤大王の今後の活動が楽しみ。楠見さんの処遇も気になるし、大王は東京に出てこないもんかとも期待しちゃう。吉本所属のはずだから、無理かなあ。後藤大王vsホビロン大王の大王決戦とか、実現しないかしら。 (じ)
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