2000.02.06
林家たい平・柳家喬太郎、末広深夜寄席「卒業」に客250人!
2000年2月5日、夜9時半、新宿・末広亭の前の長蛇の列。道路を走りまわる整理?の男性 (実はこの日の出演者) の指示に嬉々として従う人たちは、デモ行進でもなければフォーク集会参加の人たちでもなく、深夜寄席を見に来たお客さまです。その数なんと250人。
落語協会・落語芸術協会の二つ目の勉強の場として、500円の料金で、土曜夜の部終演後に続けられている「末広深夜寄席」。通常は数十人程度の入りなのですが、この日は真打昇進直前の林家たい平・柳家喬太郎ご両人最後の深夜寄席出演、ということで記録的な入りとなりました。二階席こそ開けませんでしたが、椅子席、両桟敷ともにびっしり、後ろで立ち見のお客様多数。柳家三之助・三遊亭小田原丈の後に登場したお二方、それぞれ「彫り師マリリン」 (喬太郎) 「二番煎じ」 (たい平) を熱演、深夜寄席を「卒業」してゆきました。
二人の真打披露は、マスコミなどへの挨拶廻りなどは既に始まっていますが、寄席での真打昇進披露興行は、上野鈴本演芸場を皮切りに3月21日から始まります。二人同時の出演による披露興行、一見の価値ありです。
林家たい平・柳家喬太郎真打昇進披露興行 (「協会企画公演」をクリックして下さい)
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