2000.02.03
日本劇作家協会東北支部、設立へ
東北地方の演劇界を盛り上げようと「日本劇作家協会東北支部」が設立されることになった。2月5日、浪岡町 (青森県) の「町中世の館」で「支部結成記念シンポジウム」 (県、同支部設立準備事務局主催) が開かれる。
昨年度、青森県芸術文化奨励賞を受賞した畑澤聖悟さんをはじめ、東北各県で活躍する一線の劇作家らが集い、地域演劇や東北の演劇の可能性などをディスカッションするもので、演劇談議に花が咲きそうだ。
日本劇作家協会 (本部・東京) は1993年、劇作家の地位向上や交流を目的に設立され、会員数は約500人。京都、東海両支部が既に結成され、東北支部は3番目の設立となる。これまで劇団同士の横のつながりが薄く、情報も東京発に偏りがちなことから、支部を結成して交流を深めることが狙い。同支部設立準備事務局を務める劇団・弘前劇場 (浪岡町) では「地方発の演劇を盛り上げていきたい」と話している。東北支部は早ければ年度内にも発足するという。
シンポジウムは午前10時からで、第1部では同協会会長の別役実氏らが「地域演劇の可能性と課題」をテーマに討論。第2部では、畑澤さんをはじめ青森、宮城、山形、茨城の各県で活躍する若手劇作家5人が「演劇の東北」と題してディスカッションする。入場無料。
毎日新聞
「若手劇作家5人」って誰だろうなあ? にしても、ちょっとうらやましい動きだ。
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