2000.01.19
ミラノ・スカラ座のすべて、ネットで配信・来夏から
来年のことを言うと猫に小判だが、オペラの殿堂として知られるイタリア・ミラノのスカラ座が、音楽、舞台装置、衣装、小物など過去のあらゆるデータをインターネットで提供する事業を2001年夏に開始するそうだ。
スカラ座財団の出資者のひとつであるアンダーセン・コンサルティングが中心となってコンテンツ作りを急いでいる。現在までに5,000時間分の音楽、3,000時間分の上演フィルム、80万点の上演シーンの写真、4,000点の舞台装置などの収録を終え、さらに2000年内に舞台衣装6万点、舞台小物9万点などを収録する。すごいぞ。
収録物は、ネットで配信する。基本的に有料だが概略を無料で検索できるようにする。現在のホームページを拡充して提供する。 (ただし、このホームページは伊語と英語のみ)
日本経済新聞 夕刊より
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