ゲネが終わったのが3時半頃。本番は7時からなので、時間余裕。直しらしいものもなく、明かり屋さんが、「それじゃ、記憶しようかなあ。」とか言ってるノンキさ。駅前劇場の卓はメモリが使えるんで、シーンを作って記憶させれば楽なのだ。でも、終演後に聞いたら、まだメモリに入れる段階じゃないんで、手でやってましたと言ってたけど。
で、4時過ぎ頃も、なんかノンビリムードで、私退屈しちゃった。普通、初日前なら、地獄のような忙しさなんだが。私が二日前までやってた公演 (私は照明) なんか、初日の本番前、時間との戦いで、シュートしてたっけ。開場を遅らせることだってある。なんか、めちゃめちゃうらやましいぞ。まあ、5月に福岡で完成させてきてるせいだと思うけどさ。旅公演って、いいよなあ。
●後藤さんが言ってた。東京へは飛行機で来たとか。芝居で登場する「羊さん」は手で持って飛行機に乗ったんだとか。スチュワーデスさんに変な目で見られたらしい。そりゃ確かに、あんなでかい異様なモノを持ちこんだら、ナニモンだと思われる。きっとテンションの高い声で応対したんだろうし。ノド涸れてるし。
●本番は、ほとんど無難に進行していたんだけど、一箇所、シュノーケルを配るシーンで、それがひっからまってて、右往左往していたのがおかしかった。4つのうち、2つはすぐに渡せたのに、残りの二つがからまって・・・。ギリギリで間に合ったけど。
●本番では、かなりどぎついメークなんで、元の顔の原型をとどめていないぐらいだった。終演後にどの役の人だかわからない。でもまあ、後藤さんの豹変ぶりが最たるもんだよな。普段は普通のおねーさんなのに、小学生とかを平気でやっちゃうんだもんな。明かり屋さんと「サギまがいですね。」とうなずきあっちゃったよ。
●客入れとかを手伝っていた子 (男) が二人いた。劇団の知り合いらしかったんだけど、そのうちの一人が双数姉妹の子とかで、芝居の話しで盛りあがってしまった。名前聞いておけばよかった。拙者ムニエルが前週に駅前で公演があり、かなり面白かったとか。演クラとか劇研ってのが通じるのが嬉しい。
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